一方で、子どもに意識を向けすぎると、家庭内で軋轢が生まれる場合があります。
「なんでこんなことも分からないんだ!」
「〇〇大学もいいけど、△△大学もいいんじゃない?」
「家で全然勉強してないけど、ほんとに学校や塾ではちゃんとやってるの?」
親が子どもに手を差し伸べるのはとても大切ですが、それは「子どもが手を差し伸べてほしい」と思っているときです。
そうでないときに手を出すと、それはただの「過干渉」です。
「過干渉」は、まさに「過剰に子どもに意識が向いている」ことが原因で生まれます。
ではなぜ、「過剰に子どもに意識が向く」のでしょう。
それは、「親が自分の人生を生きていないから」です。
このメルマガをお読みいただいている方の多くは「親」だと思いますが、その前に、他の誰でもない「自分」であるはずです。
あなたの趣味はなんですか?
何をしている瞬間が一番楽しいですか?
あなたが人生で成し遂げたいことはなんですか?
自分の人生を生きれば、子どもと良い意味での「距離」が生まれます。
そうすれば、極端に子どもの「合格不合格にとらわれなく」(心構え①)なります。
距離が生まれるからこそ、子どもは親を嫌がらなくなり、助けを求めやすくなります。
そのときは、ぜひ「一緒に受験に立ち向かって」(心構え②)あげてください。