7月です。北海道(ほっかいどう)・札幌(さっぽろ)では、
全国的な猛暑(もうしょ)の中でも
北国らしい爽やかな夏の日が続いています。
札幌の夏の特徴は、湿度が低く、
猛暑日(もうしょび)や熱帯夜(ねったいや)が少ないことです。
猛暑日は最高気温が摂氏35度以上の日のことです。
熱帯夜は最低気温が摂氏25度以上の夜のことです。
昼間が暑くても、夜になればだいたい涼しくなるので、
暑くて寝苦しい夜は年に数回です。
でも、ここ数年は少しずつ増えています。
昼にとても暑かった日は、夜の涼しさが気持ちいいです。
夜風はほんのりと夏独特の湿気を帯び、
草木は昼の熱気を吐き出すかのように呼吸しています。
自然の中を散歩をすると、夏と一体になった気がします。
10月まで定山渓温泉では宿泊客限定のルミナリエが開催中です。
疲れを洗い流し、湯上がりは夜風に吹かれて森林浴(しんりんよく)。
北国の心地良い夏の夜を、幻想的な光とともに満喫できます。
▼写真は定山渓温泉「JOZANKEI NATURE LUMINARIE」