わくわく商品開発
「担当者がわくわくしながら、消費者が欲しくなる商品を開発する」
みなさん、こんにちは。メルマガ3号目です。
(メルマガのバックナンバー:https://www.wakuwakuken.com/blank-4 )
これまで30年以上商品開発をして得られたノウハウ(体験、知識、経験、概念など)を少しずつ発信していきたいと思います。
【お知らせ】
「商品開発を基礎から身につける」セミナーを5月8日金曜日に開催します。セミナーの詳細は次回にします。
毎回、メルマガを送ると、近況報告を聞けたり、送られた文書を読むと思い出しますとか、また、わくわくしてきました。といったメールをいただきとても嬉しいです。
今回は、「発想」する能力の5か条の➁について詳しく書きます。
みなさんのわくわく商品開発の助けになればと思います。
★「発想」する能力の5か条
① 消費者視点で考える
② 自分がわくわくする内容にこだわる
③ 戦う土俵(カテゴリー、ターゲット)を間違えないように
④ 独自性、新しさ、存在意義は消費者価値に
⑤ 商品には3つのタイプがあることを認識する
★➁自分がわくわくする内容にこだわる
自分が考えた商品を消費者が使う時に、楽しんでいたり、喜んでいたり、生活に役立っていたりする場面が想像出来たら、自分もわくわくすると思います。
今、多くの商品開発担当者は、上司から、他部門から、いろいろ言われて、本当に消費者が欲しいと思う商品を自分で考えて作れない状況にある人が多いと思います。いろいろと言ってくる人たちは、消費者のことを考えないで発言している人もいると思います。その人たちに、消費者が喜ぶ場面を出来るだけ具体的に説明するといいと思います。
例えば、シート状メイク落としの商品開発をしている時には、こんな説明をしました。
➀消費者が疲れて帰った時に、洗面所でメイク落としを使わないといけないと思うと面倒と思うのが、シート状メイク落としだと、ベッドで寝ながら使えて、すごく役立ちます。➁家に帰ってすぐに、シート状メイク落としでメイクを落とすと、肌への負担を減らして、ゆっくり食事したり、テレビを見たりしてから、お風呂でしっかりメイクを落とせます。
こんな説明を聞くと、「へー。そうなのですね」と理解してもらえます。聞いた上司、他部門の人もこの商品に新しい提案があるとわかって愛着がわくし、ちょっとわくわくしてくれます。
たまにあるのが、新しいから市場性があるのか?マスになるのか?と言う人がいますが、これはこの商品がニッチ商品で広がらない商品か、イノベーター商品かの見極めが必要です。会社によっては、ニッチでもいいし、会社によっては、いつかマスにならないといけないと思います。イノベーター商品になるのかの見分けかたは、商品いいけど値段が高いとか、商品のよさをじっくりと説明しないとわかってくれないとかです。マスになるのに時間がかかることもあります。
話がながくなりましたが、自分がわくわくするということは、自然と消費者が欲しい商品を考えていることが多いので、成功することが多いです。
最後に、当たり前ですが、仕事は、自分がわくわくしながら仕事をしてもいいのです。
〇これまでに名刺交換した方に送っています。不要の方は「不要」とお返事ください
〇お友達、お知り合いにも、メルマガを送って欲しい時はメールください。
〇個別のコーチング、講演などのご相談は、
waku@wakuwakuken.com までメールください。
2020年2月12日
忽那公範 「わくわく商品開発研究所」
メールアドレス waku@wakuwakuken.com
ホームページ https://www.wakuwakuken.com/