5月です。今月のニュースレターは発行が遅れてしまいました。
ごめんなさい。
さて、北海道(ほっかいどう)・札幌(さっぽろ)は今、
春の花々がたくさん咲いています。
なかでも桜(さくら)は、多くの人が開花(かいか)を楽しみにしていました。
桜の開花は日本の南側から始まって、
だんだんと北上(ほくじょう)していきます。
その北上の様子を天気図の気圧前線のように地図上に示したものは
「桜前線(さくらぜんせん)」と呼ばれています。
桜前線の動きは天気予報のように事前に予想されます。
札幌ではだいたい4月末から5月初めの連休、
いわゆるゴールデンウィークに開花が重なることが多いので、
桜の名所は休日を楽しむたくさんの人で賑わいます。
涼しい北海道の桜はエゾヤマザクラという、香りがあまり強くない品種が中心です。
もしかしたら、花の香りがあまりしないから、
札幌では文字通り桜の花を見ながら、ジンギスカンを食べるのかもしれません。
ジンギスカンを焼くにおいと炭火の煙が漂うお花見は、
札幌の春の風物詩(ふうぶつし)です。
▼お花見の時期の円山公園