わくわく商品開発のススメ
「消費者が喜ぶ商品が思い浮かんで、担当者がわくわくする商品開発」
あっと言う間にクリスマスですね。
今年1月にメルマガを始めて1年がたちました。いろいろと情報発信してきました。少しはみなさんのわくわく商品開発に役立てればと思います。
★ミニ商品開発物語
「粒入り洗顔料」④
商品を出すときに、名前、デザインはとても重要です。この商品は「ソフトスクラブ」という名前で、青い水玉のデザインでした。毛穴に詰まった皮脂汚れを、毛穴のサイズの大きさの柔らかい粒(スクラブ)がかきとるというメカニズムで、肌を傷めないで、洗顔あとはさっぱりすっきりとした使用感です。こういった商品特徴のイメージを的確に名前、デザインで、消費者に伝えることがとても大事です。かっこいい、かわいい名前やデザインをつけることもあると思いますが、消費者が毎日、実用的なことを求める商品については、こういった考え方がいいように思います。商品によって、カテゴリーによって考えは違うと思いますが。
★商品コンセプト作りのコツ
①場面を変えて考える
②カテゴリーを変えて考える
③過去の商品分析をする
④消費者の行動をなぜなぜなぜと考える
⑤商品のタイプを間違えない
⑥NGスペックはカテゴリーを変えると活きる
⑦0.3歩先のコンセプト
⑧街の変化を感じる
⑨製品と商品の違いを理解する
⑩ニーズを提案する
⑪そのカテゴリーの欠点から考える
⑫言葉を深く考える
⑬欲望を叶える要素を考える
⑭機能・性能を価値に変換する
⑮新しさ、差別化にこだわる
⑧街の変化を感じる
商品コンセプトを考える時に、街の変化を感じることは大事だと思います。定期的にスーパーに行ったり、ハンズ、ロフト、ショッピングモールに行って、目新しい商品はないのか?どんな商品が山積みになっているのか?広告してるのか?といった最近の他社品の変化を感じること。また、消費者の変化を感じることも大事だと思います。街を歩く人のファッションを観察することも大事です。その時に、なぜ、そんな変化が起こってるのか?を考えると、時代の変化の予想を感じることが出来て、商品コンセプトを考える上で参考になります。1990年代は、働く女性が急速に増えてきた時代で、家事を簡単に出来る商品が売れたり、スキンケアも、簡単に出来ることがヒットにつながる切り口でした。そんな仮説を持ちながら街を歩くと、そんな商品がを見つけることができます。2000年代になると、不景気な時代で、癒されることを求める時代になって、癒される商品が求められるようになってきているのではないかと仮説を持って街をみると、そのようなお店、サービスが増えてきていることが、街を歩いてると感じられます。街の変化を感じ、商品コンセプトの仮説を持ち、街の中で確認することを繰り返して、確信になっていきます。まずは、街の変化を感じることが、商品コンセプトを考える上で大事になってくると思います。
★個別のセミナー、コーチング、コンサルティングをします。
・商品開発セミナーを部門で受けたい
・プロジェクトリーダーになったけど、どうしたらいいかわからない
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・わくわく商品開発を身に着けたい
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忽那公範 「わくわく商品開発研究所」
メールアドレス waku@wakuwakuken.com
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