わくわく商品開発のススメ
「担当者がわくわくしながら、消費者が欲しくなる商品を開発する」
みなさん、こんにちは。メルマガ5号目です。
(メルマガのバックナンバー:https://www.wakuwakuken.com/blank-4 )
これまで30年以上商品開発をして得られたノウハウ(体験、知識、経験、概念など)を少しずつ発信していきたいと思います。
5月に「わくわく商品開発基礎セミナー」を実施しようと思っていましたが、
延期することにします。
また、落ち着いたら、改めて、案内します。
セミナーで、こんなこと聞きたいといった要望ありましたらメールください。
4月から新年度、気持ちを新たにして、わくわく商品開発をしましょう。
今回は、「発想」する能力の5か条の⑤につい詳細に書きます。
みなさんのわくわく商品開発の助けになればと思います。
★「発想」する能力の5か条
① 消費者視点で考える
② 自分がわくわくする内容にこだわる
③ 戦う土俵(カテゴリー、ターゲット)を間違えないように
④ 独自性、新しさ、存在意義は消費者価値に
⑤ 商品には3つのタイプがあることを認識する
★⑤ 商品には3つのタイプがあることを認識する
1つ目はパフォーマンス/コストで競合品と戦うタイプの商品で、多くの商品がこのタイプです。洗浄力がよくなった、香りがいい、使用感がいい、さっぱりする、肌がきれいになるなどは、商品開発担当者が、すぐに仕事が始められます。このタイプの商品は、どこの会社も、思いつく仕事なので、とても、仕事量が多いわりに報われれることが少なくて、疲れます。発売した時は、広告をうったりして、売上アップになることもありますが、競合他社が、すぐに追いついてきて、すぐに売り上げが落ちていくことが多く、また、改良したり、香り違いをだしたりと、際限なく仕事が続きます。多くの、担当者がわくわく感をなくしてしまいがちです。企業として、競争に勝つことはとても大事で、この仕事が、企業にとって重要ですが、このタイプの商品が100パーセントの会社はきっと、業績が悪くなると思います。消費者価値を作らないので、値段競争に入っていって利益率が悪くなりがちです。
2つ目は新しい提案のあるタイプの商品で、あるカテゴリーで、競合品と比べると、明らかに使い方が違う、使う場面が違う、使うターゲット、訴求が違うことで、消費者の生活に何か価値を創造するタイプです。例えば、シート状メイク落とし。これは、洗面所やお風呂場でしかメイク落としが出来ない時代に、リビングや布団の中で、メイクが落とせるという生活価値を提案しています。洗顔シートはも、家の外で、使える、濡れないで顔の汚れが落とせるという生活価値を提案しています。このようなカテゴリーが明確に存在しつつ、新しい提案をする商品は、比較的ヒットしやすいです。
3つ目は新しい習慣・行動を伴うタイプの商品で、目を温める商品は、目を温める習慣、カテゴリーがないので、このタイプになります。また、ホームエステができる商品というのも、ホームエステの行動や商品が、ほとんどない時代では、このタイプになります。このタイプは、生活行動・意識を変化させないと、購入につながらないので、新しい習慣をすることが生活者にとって価値があると認知しないと売れません。そのための納得できる情報を発信することでの啓発活動か圧倒的な広告による情報伝達が必要になります。成功すると大きな売り上げが期待できます。
自分のが今している商品が、どのタイプなのかを自分でしっかり理解しておくことがとても大事です。自分の商品のタイプを理解してマーケティングを設計しないと、ヒットする商品もヒットしなくなります。
★個別のセミナー、コーチング、コンサルティング
・新製品の発売
・新事業、新ブランドの立上げ
・わくわく商品開発を身に着けたい
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〇これまでに名刺交換した方に送っています。不要の方は「不要」とお返事ください
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2020年3月25日
忽那公範 「わくわく商品開発研究所」
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