そのようにして、なんとか子どもなりに夢や目標を持ったとします。このとき、絶対にやってはいけないのが、「子どもの夢や目標を否定すること」です。
大人の感覚からすると、もし子どもが「ユーチューバーになりたい」と言い出したら「それはちょっと…」と言いたくなるものです。
しかし、ここで子どもの考えを遮ってしまうと「あぁ、そういうのは言っちゃダメなんだ」と思ってしまいます。
実はこのとき、子どもは「ユーチューバーになることを反対されている」のではなく「夢を持つことを反対されている」と認識するのです。
大人でも、どんなに些細なことでもいいから思いついたことをどんどん口に出すことで、本当に素晴らしいアイデアが浮かぶ(いわゆる「ブレインストーミング」)という仕事の仕方がありますが、これと同じですね。
短期的なもの、長期的なもの、職業に直結しそうなもの、そうでないもの。
このあたりはまったく気にせず、とにかく子どもが気軽に口に出せる状態を作ってあげましょう。