Brazil For More!

 

Knowledge Open Your World

 

No.2

今回はビデオの解説です!

 

今回紹介するビデオは、今年の大統領選挙に出馬すると目されているルラ元大統領が、ウクライナ情勢について話をしているビデオです。ブラジル人ならではの視点?から話をしております。まずはビデオをご覧ください。

H&Aコンサルティングの詳細はこちらから

いかがでしたか?理解できたでしょうか?

 

ルラ元大統領は、ウクライナ問題について、彼なりの解決方法を説明しています。

簡単に解説しますと、ロシアもウクライナも、座ってお酒を飲んで話し合うことが大切。1杯で話がまとまらなければ、2杯飲んでまた話をする。2杯目でもダメだったら、ビールを飲み干すまで語り合う。そうすればきっと解決する!(ここで観衆は拍手喝采)という内容です。確かに、戦争ではなく、(ビールを片手に)話し合いで解決することが一番ですよね。

さて皆様、このルラ元大統領の解決方法についてどのように思われますか?

ブログはこちらから

👉ポルトガル語 ワンポイントレッスン👈

 

今回は、ビデオに出てきた「ver動詞(「見る」という意味の動詞)」の解説です。

 

ルラ元大統領は、「Oi gente: やあみんな」と挨拶した後で、以下の表現からスピーチを始めてます。(Oi genteについては、2022年5/21にアップするブログで解説します)

 

「Vocês não viram eu falar de igualdade」

 

単語ごと意味を並べると「あたな達(Vocês)、否定(não)、見た(viram)、僕(eu)、話す(falar)、平等(igualdade)、のこと(de)」

 

🤔🤔🤔うーん?

 

「viram」は「ver動詞の2人称複数形+完全過去形」で「見た」という意味ですが、この文章では、「聞いた」という意味がしっくりきますね。なので、

 

「僕が平等に関して話をしたことを、あなた達は聞いていないよね」


という意味になります。ルラ元大統領は、ここからロシアもウクライナも平等に見ていかなければならない・・・・という流れで話を進めています。どちらにも言い分があるのだから、第三者である我々は、彼らを平等にみてやる必要があるという認識を背景にしているのでしょう。

 

さて、この「ver」動詞は、「見た、聞いた」という意味以外でも頻繁に使われるんですよ。

 

例えば、お店で注文するとき👇
一般的に習うのは「 Por favor, eu quero um café com um pão de queijo」
(チーズパンとコーヒーをください)


でも、リアルなポルトガル語(リアぽ)では

 

「Mê vê um café e um pão de queijo」


この文章では、vêが「ver」の活用になりますが、ここでの「ver」は「ちょうだい」という意味で使われているのです。


「ver」動詞は、さまざまな場面で使われます。本日紹介した使い方意外にも、たくさん「ver」動詞の使い方があるんですよ。

 

無料体験レッスンはこちらから
まだ、メルマガを登録されていない方は、是非登録をお願いします。
配信登録

お問い合わせ

 

H&Aコンサルティング

atsuko_hoshi@h-a-consulting.com

 

 

SNS でシェア

Facebook でシェアX(Twitter)で共有Pinterest でシェア

サイトをご覧ください  
このメールは Wix で作成されました。‌ サイトを見る