6月になりました。
最初に載せた書にも書いてますが
6月の別名は水無月。
水が無い月ではありません。
無=の
となります。
神無月も
神がいないではなく
神の月なんですよ。
梅雨の時期なので水の月なのでしょう。
水といえば
この「上善若水」を思い出します。
老子の言葉です。
水はその時の場にあわせ形を変え、
色を変え、大きさを変えます。
主張せず、争いもしない。
隙間にも入るし、岩をも動かします。
しなやかで、謙虚で、柔軟で力強く役立ち続けている。
ままならない時、
水のごとくそれに交わり、
流れにまかせ変化を受入れる。
それは自分の内なるものにも気づき、
見つめるときでもある。
あるがまま。
外も内もあるがままを受入れる。
それが回り道のようで、
正道につながっていく。
今月は
水を意識して
生きたいです。