武道和良久活動報告

 賛助会員の皆さまには、日頃よりNPO武道和良久の活動をご支援くださいまして心より御礼申し上げます。昨年以来、新型コロナウィルスの影響によって合宿や参拝行事など恒例行事の見直しが余儀なくされておりますが、日々の稽古や月々の祭典は配慮をもって続けて参りました。
 皆さまにおかれましても心身共にお健やかに毎日をお過ごしのことと存じます。感謝と共に、今年度上半期の活動報告をお届け致します。

~天災と紛争が続く激動の時代に~

 世界各地から痛ましいニュースが次々と聞こえてきます。近隣諸国においても内紛が激化しており、難民や貧困の問題は絶えることがありません。また、過去に経験しなかったような気候変動など、人類が直面する危機の深刻さを感じさせられるなかで改めて武道和良久の活動の目的と意義をたしかなものとしてまいります。

年中行事を大切に守り続けます。

 新年を迎える餅つきに続いて節分や観桜会といった年中行事が今年も聖了殿にて行われました。残念ながら4月の巌流島での佐々木小次郎慰霊祭は一般参拝が中止となりましたが、聖了殿にて稽古人物故者の慰霊祭と並んで、小次郎剣師の御霊にお礼拝をさせていただきました。

オンラインを活用して時代を拓きます。

 オンラインを活用したリモート稽古は2年目を迎えてしっかりと定着し、海外会員とのzoom稽古会もスタートしました。欧州、米国、そして日本との時差を図りながらライブ配信しています。国境を越えての往来の見通しがたたない中、技の向上のみならず、旧交を温める貴重な機会となっています。

日本の精神文化を大切にします。

 少年部の稽古では、身支度や挨拶といった礼儀作法が習慣として身につくよう指導しています。また成人の稽古人らも、祭典準備を整えたり、祭典後にお茶を頂いたりすることを通して日本文化を学んでいきます。稽古とは、単に技術を習得するためのものではなく、いにしえの叡智と精神を取り戻すための道であります。

霊界に旅立った稽古人らと共に歩みます。

 仙台道場は震災後の2015年に発足して以来、毎年3月に「平安祈願祭ならびに東日本大震災慰霊祭」を執行しています。6回目の今年は、残念ながらコロナの影響により前田比良聖代表と仙台道場の稽古人のみでの祭典となりましたが、他道場の稽古人らも各地にて心ひとつに祈りを捧げました。

 また6月には、ご昇天されたベルギーの古参稽古人さんの死を悼み、現地教会で行われたご葬儀に合わせて遥拝祭を行い、日本のみならず海外の方々にも、オンラインで参列いただきました。見えない世界と現世とを繋ぎ、共に向上をめざすことも、武道和良久の大切な使命のひとつです。

 ワラク稽古仲間を募集しています!

◆オンライン稽古によって、近くに道場が無い方やお仕事で多忙な方も、自宅にて技の向上を重ねることが容易になりました。初心者向けの稽古など、オンラインならではの配信もございます。今後は新規のご入会を積極的に募り、体験稽古会も積極的に開催してまいりますので、告知やご案内などにもご協力いただきたくお願い申し上げます。

◆ワラク稽古体験会のご案内◆
日時:7月4日(日)午後2時~3時  

会場:聖了殿
参加費 :一人300円(子供は無料)

◆お問い合わせは、下記、聖了殿事務局までご連絡くださいませ◆

聖了殿事務局:hajimeteno.waraku@gmail.com 

京都府亀岡市中矢田町岸ノ上32 聖了殿

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