ジリジリと、師走感。

 温かいものが恋しくなる季節。

 立ち上る湯気を眺めていると、眠っていた記憶が目を覚まし、からだも心も温かくなる。

 Works-M ニュースレターVol.134、今号も是非ご一読ください。 

News.1

 

News.2

 

巻末連載

不定期連載 第7回   

ことばしょからだもの 

 

 なにかにつけて、こだわりのある「ヒト」「バショ」「コト」「モノ」。

 ホールやギャラリーなどにまつわるアートの話題から、本や音楽、カフェ、美味しいものなど。時には、公園に咲く小さな花の話題まで。気になるものを見つけながら、好きなことを増やしてく。

 「ことばしょからだもの」今号は掌編よみものを。

 母さんは毎朝、じいちゃんの写真に向かって手を合わせる。寝ぼけまなこで起きて来たばかりの私が台所で朝食を食べている時、母さんは私に背を向けるような格好で「おはよう、お父さん。」とだけ言って、その後はむにゃむにゃ念仏を唱えているのか、何かを話しているのか分からないような言葉をじいちゃんに投げかける。もちろん、写真の中のじいちゃんは何も応えない。

 

 私がいつもご飯を食べる食卓の定位置から見て、ちょうど正面にある居間の棚にじいちゃんの写真が飾ってある。写真の中のじいちゃんは、私と同い年くらいの頃の母さんを隣に座らせて、バナナを食べている。モノクロ写真だから実際の色は分からないけど、二人が座っているソファーの前にはテーブルがあって、その上に黄色いバナナが一房置かれてている。その隣には既に食された後のバナナの皮らしきものも転がっている。更に、じいちゃんは食べかけのバナナを一本握って、カメラに向かって笑いかけている。食されたバナナの皮が置かれた位置から、じいちゃんが二本目のバナナを食べているであろうことは容易に推測される。少し白髪の混じった頭で、銀縁の眼鏡をかけて、白い開襟シャツを着て、左手を母さんの肩に回して、右手でバナナを持っている。


 私は幼い頃から、朝食を食べながら毎日母さんが写真の中のじいちゃんに話かけるのを眺めて育って来た。じいちゃんは私が3歳の時に死んじゃったから、私にはじいちゃんに関する記憶はほとんどない。私が知っているじいちゃんは写真の中。バナナを食べるじいちゃんだけ。バナナを食べながら幸せそうに笑っているじいちゃんの顔を毎日のように眺めてきた事は、ある意味では、私の人格形成に大きな影響を与えてきたと言えるかも知れない。私のように20数年女をやっていると、それなりに嫌な事も色々とある訳だけど、朝ご飯を食べながらじいちゃんの笑っている顔を見ていると、どれだけ嫌な事だって、別にどうでもいい事のような気にさせられるから不思議だ。結局私は、多少の事ではくよくよしない、天真爛漫な、日の光をさんさんと浴びて育ったバナナのような女に成長したという事だ。その事については、私はじいちゃんにとても感謝している。いつだって元気でいることが私の取り柄だと言えるし、食べ物の好き嫌いだって全くと言っていほどない。

 ただ一つの例外を除いて。

 じいちゃんがバナナを食べながら笑っている顔を毎朝見せられて育ったおかげで、私はバナナが食べられない。モノゴコロつく頃までは食べていたらしいのだけど、母さんが言うには4歳だか5歳だかで、突然バナナを食べなくなったという事だ。もちろん私にはバナナを食べた記憶というものが全くないし、今でも何故か全く食べる気にはなれないのだ。特にこれと言って理由がある訳でもないのだけど。要するに食わず嫌いなのだと思う。

「あんた、あんまりゆっくり食べてると、また会社遅刻するわよ。」

 じいちゃんとの朝の会話を終えた母さんが私に言う。

「うん。分かってるって。でもさ、朝ご飯くらいはゆっくり食べたいんだもの。」

「だったらもっと早起きしなさい。」

「はーい。」

 朝のとりとめもない母娘の会話。私は母さんが作ってくれたフレンチトーストとカフェオレを口の中でミックスしながら言う。

「でもさ、仕事してるとさ、お昼ご飯って、なんかいつも、適当になっちゃうんだもん。それって、よく考えてみたら、凄く悲しい事だと思わない?」

「適当は良くないわね。」と母は言う。「まあ、悲しいかどうかは分からないけど、この社会にはもうちょっと、何て言うのかしら、隙間みたいなものが必要なのかも知れないわねえ。でも、あんただけじゃないわよ、そう思ってるのは。多分、東京でサラリー頂いて暮らしている人は皆、昼ご飯くらいゆっくり食べたいもんだと思ってるんじゃないかしらね。まあそれが、遅刻とどう関係しているのかは知らないけど。」

「でも、悲しいと思うでしょ?」

「まあねえ。」といいながら母さんは話半分で、洗濯機を回しに洗面所へと姿を消した。腕時計を見ると時刻は8時を回っている。「やば、遅刻だ。」私は残ったフレンチトーストを一口で頬張り、丁寧に咀嚼して、カフェオレと一緒にゆっくりと胃袋に流し込む。ごくり。と喉が鳴る。食べ終わったお皿を流しに運んで、冷蔵庫を開けてオレンジジュースをグラスに注ぐ。その時、私は冷蔵庫の中に見慣れない果物が入っている事に気づいてしまった。

 黄色くて、グローブみたいな格好で、何本かの弓なり状の物体が連なるように生っている。それは、毎朝私が写真の中に眺めていたアレだった。

 

 バナナだ。

 

 考えてみたら、バナナってなんか変な名前だ。無花果や枇杷や柿などと違って、外来の品種をそのまま日本語読みしているからなのかも知れない。冷蔵庫の中のバナナをぼんやりと眺めながら、思わず「バナナ。変な名前。」と声に出して呟いてしまう。

 私は、そっと冷蔵庫の中のバナナに触ってみた。冷蔵庫の中に入っているから当たり前なのだけど、それはひんやりとして冷たかった。死んでしまった人の肌って、こんな感触なのかもな、と私は思った。でも、バナナって普通冷蔵庫に入れるものだっけ?私は疑問に思って、洗面所にいる母さんに大声で聞く。

「ね〜!なんで冷蔵庫にバナナが入ってるのよ〜!!」

「あんた、バナナ嫌いでしょ!あんたが起きて来る前に、冷蔵庫の中に隠しといたのよ!」

 即答。しかも隠せてないし。

 私は決してバナナが嫌いな訳ではない。バナナを食べる気になれないだけだ。人はそれを嫌いと言うのかも知れないけど、私にとってバナナは嫌いなものじゃない。私にとって、バナナとは、ただ、じいちゃんのものなのだ。

 そう思うと、なんか、母さんの言葉が癪にさわる。

 思い切って、私は冷蔵庫の中のバナナを一本むしった。

 オレンジジュースの入ったコップと一本のバナナを持って、食卓に座り直す。正面に目をやると、写真の中のじいちゃんがバナナを食べながら、こっちを見て笑っている。じいちゃんは私に笑いかけている。私が小さかった頃から、ずっと笑いかけてきてくれたじいちゃん。ずっと変わらぬ笑顔のじいちゃん。

 じいちゃんよ。あなたはその笑顔で私に一体何を伝えようとしているのだ。じいちゃんよ。あなたは私に、このバナナを食えと言っているのか。じいちゃんよ。何故もっと長生きしてくれなかったのだ。じいちゃんよ。出来たら生きて、私に色々伝えて欲しかったよ。

 私は持っていたバナナの皮を剥く。甘い匂いが鼻をつく。黄色い皮を剥くと中から白い果肉が露に飛び出して来た。この果物が時々セクシャルな意味合いで使われるのも、少し分かるような気がする。白い果肉をそっと口に含んでみる。鼻からバナナの甘い香りが抜ける。舌でバナナに触れてみる。表面はなんとなくかさかさとしている。そして甘い。私は意を決して、上顎と下顎を擦り合わせるようにしてバナナを齧る。歯ごたえは、なんか、くちゅくちゅとした感じ。そして、とても香り深く、ねっとりとして甘い。

 私はその時初めて知る。「バナナは甘美な果物なのだ」と。

 せき立てられるように二口目を齧る。ゆっくり咀嚼する。そして三口目。三口目のバナナを飲み込んだ瞬間、腹の下の方から何かが逆流してくるような感じがした。いや、それは胸の奥の方から分厚い雲の塊のように湧き上がってくる感情のようなものだった。私はそれを四口目のバナナと一緒に飲み込もうとしたけれど、込み上げてくるものを抑える事は出来なかった。

 右の目から涙がこぼれた。左の目からも右の目を追うようにして涙がこぼれ始める。何回も、何回も、右と左で涙が競争するように頬をつたう。

 じいちゃんはバナナを食べながら、私を見て笑ってる。

 私はバナナを食べながら、じいちゃんを見て号泣してる。

 じいちゃんの隣に座っているのが母さんじゃなくて、私だったらよかったのに、と私は思う。

 母さんには悪いけれど。

「うまい。うまいよ。じいちゃん。バナナ。うまいよ。」

 

 バナナを食べ続けながら、ふと我に返って私は時計を見る。8時15分を過ぎている。それでも、涙は止めどなく流れてくる。

「じいちゃん。遅刻だ。でも。仕方ないや。だって。これ。うまいんだもん。」

 私はバナナを一本食べ終えて、皮を食卓の上にやさしく寝かすように置いた。じいちゃんは私を見て幸せそうに笑っている。「どうだ、バナナ、うまいだろう。」とでも言わんばかりに。

 

 食卓に置かれたバナナの皮は、静かだった。なんとなく、幸せそうに見えた。

 私は冷蔵庫から二本目のバナナをむしって来て食卓に座り、じいちゃんの顔を見ながら食べ始めた。「じいちゃん。あのさ、」写真の中のじいちゃんに向かって、私は言葉を投げかけた。

 じいちゃんは、笑顔で、応えてくれている。 

 

 しばらくして洗面所から戻って来た母さんが、私を見て言った。

「何してんの、また遅刻じゃない!…あら、やだ。…あんた、泣いてんの。」

「バナナのせいじゃない」

著 三浦宏之

 

2009年11月に発表されたものに、今回一部改訂を加えて掲載しております。  

三浦宏之  Hiroyuki Miura

 

M-laboratory主宰/ Works-Mアートディレクター/ 振付家/ ダンサー
'93年土方巽記念アスベスト館にて舞踏を始める。以降これまでにダンサー及び振付家として欧州、アジア、北米、南米、計21ヶ国45都市以上での公演に参加。
'99年ダンスカンパニーM-laboratoryを結成。’02年からはソロワークも開始しアジアを中心に国内外で上演、振付作品製作、ワークショップ活動を行う。
'10年よりアートユニットWorks-Mを開始し、これまでに9作品を製作し国内8都市で発表。Works-Mでは振付作品以外に「身体」をモチーフとした現代美術インスタレーション作品も発表、さらに'16年からはプロデュース・マネジメント業務を開始する。

'15年にはM・O・W M-Lab Open class & Workshopを開講し、国内各地にてアウトリーチ活動にも注力している。
近作は'16年横浜ダンスコレクションアジアセレクションにて上演された「クオリアの庭 Garden of qualia」、'17年M-laboratory 活動再開作品「Moratorium end」、'18年東京・岡山・沖縄の3都市で上演
「いなくなる動物」、'19年3月上演「あなたがいない世界」がある。
横浜ダンスコレクションRソロ×デュオコンペティションナショナル協議員賞受賞。東京コンペ#2優秀賞受賞。

 

 

三浦宏之オフィシャルウェブサイト

http://www.t3.rim.or.jp/~h-miura/

 

M-laboraotry

http://mlaboratory.jp

 

Works-M

https://worksmlabo.wixsite.com/works-m

 

 

三浦宏之によるオープンクラス「からだアトリエ」・「ベーシッククラス」が武蔵小金井駅・東小金井駅周辺施設で定期開講しています。クラス詳細は本ニュースレターにも掲載しております。ご興味ある方は是非一度ご参加ください。

 

News.2 

 

M・O・W M-Lab Open class & Workshop

「ベーシッククラス」・「からだアトリエ」

 M-laboratory主宰 三浦宏之による「ベーシッククラス」・「からだアトリエ」の二つのオープンクラスが現在M・O・W で開講されています。いずれのクラスもダンス経験不問、高校以上であればどなたでもご参加いただけます。

 踊るからだや、表現するためのからだを維持するためには、道具としてのからだの調整が必要です。

 例えるなら、ピアノを調律するように。

 調律していなければ、ピアノの音は少しずつブレていきます。同じようにからだも調整を怠れば少しずつ歪みが生じ、あるいはその歪みは怪我に繋がるかも知れません。

 ベーシッククラスでは、時間をかけたストレッチワークから始まり、直立脱力の反復と古典メソッドの併用による体幹の強化、フロアリリース等のテクニックから、ムーブメント応用までを行なってゆきます。

 

 直立脱力の反復と古典メソッドを併用した、体幹の強化と軸の意識を目的とした「アップダウンメソッド」。そして、全身脱力とフロアリリース、クロスフロアムーブメントをメインとした、踊るための基礎による「基礎テクニック」。どちらも呼吸と自重による丹念なストレッチと身体調整を含む、約2時間。

 

 からだの調整と維持のためのルーティンワークではありますが、定期的に基礎に立ち返る習慣を持つことでしか得られないものがあるはずです。

 腰を据えてからだに向かいたい人、基礎からしっかりと学びたい人、からだの手入れをしたい人、ベーシッククラスへのお越しをお待ちしております。

 「ブレのない表現のために、繰り返し立ち返るからだの基礎。」として。

 音楽家が自らの楽器を持つように、画家が自らの筆を持つように、ダンサーは自らのからだをもっています。

 日々の修練によって音楽家は楽器をからだの延長とし、画家は筆をからだの延長とします。

 そして、ダンサーは自らのからだを、楽器として、あるいは筆として、捉えるようになる必要があります。

 自らのからだのうちに、表現するための道具がある。

 

 無意識に所有している自らのからだを意識すること。

 そして、そのからだを自らの意思で確実に捉えるようになること。

 そのような作業を、時間をかけてゆっくりと行ってゆきたいと思います。

 表現を難しく考える必要はありません。

 まずは、動き出すこと。

 

 その一歩は、すでにあなたの生きた表現に繋がっています。

 

 からだで表現したい人のために。

 からだアトリエで、お待ちしております。

「ベーシッククラス」、「からだアトリエ」ともに、今まで気づかなかった、からだの新たな一面に出会える時間となっております。

 参加申し込みは随時受付しております。ダンス、演劇、歌、絵画など、ジャンルを問わず動くからだにご興味のある方、是非一度お気軽にご参加下さい。

 皆様のお越しを心よりお待ちしております。

M・O・W M-Lab Open class & Workshop

 

「ベーシッククラス」【アップダウンメソッド or 基礎テクニック】(不定期開講)

 ※ベーシッククラスは1週毎にアップダウンメソッドクラスと基礎テクニッククラスで内容が異なります。

    クラス内容詳細はM・O・W HPをご覧ください。

 

次回開講日時 12月11日(水)19:00〜21:00【アップダウンメソッド】

料金   1クラス 2500円

会場   小金井市立貫井北センター 北町ホール(建物2階)

※小金井市立貫井北センター 北町ホールはJR中央線「武蔵小金井駅」北口から徒歩11分

(日時・会場及びクラス内容詳細はM・O・W HPをご覧ください。)

 

「からだアトリエ」

日時 毎週金曜 19:00〜21:00

料金 1クラス 2500円

会場 JR中央線「武蔵小金井駅」・「東小金井駅」周辺施設

(日時・会場及びクラス内容詳細はM・O・W HPをご覧ください。)

 

申込・問合せ 

M・O・W M-Lab Open class & Workshop

HP https://mlabinstitute.jimdo.com

mail mlabinstitute@gmail.com

tel 042-316-6103 fax 042-316-6102(M-laboratory)

 

☆初めてのご参加の方のみ上記申込・問合せ先からご連絡をお願いいたします。

(2回目からのご参加は受講申込不要です。直接会場へお越しください。)

 

企画・主催 Works-M

巻末連載

 鯨井謙太郒「生活の六行」

 

 いつもの生活の中、当たり前の日常の片隅から、クリエイティブは始まっている。

 オイリュトミスト・ダンサーの鯨井謙太郒氏による「生活の六行」。今号もお楽しみください。

蛇口から、水滴がこぼれている。

 

水道管の深い闇の奥からやって来て

 

いま、滴り落ちる寸前に

 

地球の中心に密集することを

 

わずかに拒む姿勢で

 

この世界と張り合いながら。

鯨井謙太郒 KENTARO KUJIRAI

 

オイリュトミスト・ダンサー。笠井叡に師事。天使館の国内外の公演に多数出演。2010年、定方まことと共にオイリュトミー・ユニット「CORVUS」を結成し、東京、仙台を中心に舞台活動やワークショップを行う。2015年、プロジェクト「KENTARO KUJIRAI コンペイトウ」を主宰し、『灰のオホカミ』(16-18)、『桃』(17)、『阿吽山水』(18)など、ジャンル以前にある「身体性の変容」をテーマにした作品を発表。また近年は、詩人、画家、写真家、音楽家、合唱団などさまざまな表現者とのコラボレーションも多く行う。ペルセパッサ・オイリュトミー団メンバー。世田谷美術館美術大学講師。第50回舞踊批評家協会賞新人賞受賞。

http://kujiraikentaro.com/

 

 

 

 

 profile photo:ONODA KEIKO

「生活の六行」image photo : Snkt

 

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●「理解とは何かを考えることなく、ただ、理解すればいいのにね。」三浦宏之

 三浦宏之ブログ https://h-miura.wixsite.com/dance

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