2020年を迎えました。 今年も「ベレケの村」を宜しくお願いします。
昨年の秋には台風と大雨に見舞われ、収穫直前の作物がダメになってしまったり、
ビニールハウスのビニールやパイプが壊れてしまい、雨風の恐怖と先行き不安定な
思いも交錯しましたが、何とか復旧しこれから春の収穫を迎えるまでになりました。
畑の復旧を手伝っていただいたり、励ましの連絡をもらいとても勇気づけられました。本当にありがとうございました。 先日出席した勉強会で、講師の方からこのような言葉
がありました。「都市部や他の地方で暮らす人からみたら、もう台風の被害は復旧
しているし、もっと言ったら認識としてはもう台風自体が無かったことになっている
人もいます。そして、その人数は決して少なくないと思います。その事は被災した
当事者だからこそ知っておいた方が良いです。」というような話をされました。
私はハッとさせられました。確かに全国各地、世界中で色んな災害が起こる中で、
自分事として受け止められていたかというとそうではなかったと思います。
そのような中で自分に出来る事は、他者を思いやり、目の前の自分の仕事をする事
だと思いました。
2020年、ベレケの村は「ふれあえる、をつくる」をテーマに、
人と人がふれあえる商品づくり、
人が土にふれる農園づくり、
家族がふれあえる野菜づくり、
地域がふれあえる場づくり、を目指して進んでいきます。
本年も引き続きよろしくお願いします。
ベレケの村 村長