意外な発見
梅雨に入るか入らないかというこの時期に、
全くタイムリーではないのですが、花見って好きですか?
春になると、いつ頃に桜が満開になるかとか都内の有名花見スポットの混雑ぶりとかが
よくニュースで取り上げられたりします。
ぼく自身も何度か花見スポットの撮影に駆り出されたりして、その混雑や人気ぶりを実際に目にしてきました。
このご時世、人さまが盛り上がっているものに対しては文句をいってはいけいないような風潮があるので少々気がひけるのですが、ぼくはこの花見というものがあまり好きではありません。
むしろ嫌いといっていいでしょう。
と、ここで突然話は変わって
昨今のグルメブームとの相性が良いからか、
なんとなく嗜好品としてのお酒というものの地位が、昔よりよくなったんじゃないかという気がしております。お酒のCMも盛んに流れていますし、昔に比べて昼飲みができるお店が増えたり(休日の上野のアメ横あたりはすごい人です)、たまに缶ビールや缶チューハイを片手に観光している人を見かけたりもします(ま、そんな風潮もいつまで続くかはわかりませんが)。
さてさて、この話どこに向かうのでしょうか?
大丈夫です、ちゃんと繋がるように頑張りますから。
そんな飲酒ブーム(?)の中、缶ビールや缶チューハイを片手に観光している人を見てぼくがなぜ花見が嫌いかということに気がつきました。
なぜかというと、、、
外でお酒を飲むからなんですね。
別にぼくは飲酒に反対をしているとか、酔っ払いが大嫌いかというとそうではなく
(自分がお酒を飲めない時に酔っ払いと触れ合うのは嫌いですが)、むしろ個人的にはお酒はだらしがないくらい好きなのですが、単純に外で飲むのが好きじゃないんですね。
外で飲んでもあんまり美味しくなかろう?と思うわけです。
今まで外でお酒を飲んで美味しかったためしはありません。
できれば普通に居酒屋で飲みたい。
仰々しく昨今の花見事情とか、世の中の流れをしたり顔で語ってみましたが、
実は本題はここからです。
この度、外でお酒を美味しく飲む実に簡単な方法を発見したのです。
まずは紙袋とかコンビニの袋とか透明度が低い、お酒の缶やビンが収まる袋を用意してください。
その袋でお酒の缶なりビンなりを覆って、中身がわからないようにしてください。
で、その状態で飲んでみてください。
あら不思議!
なんだかちょっぴりいい感じ!
不味いと思っていたものが意外と美味しく感じます。
先日、外でお酒を飲む機会があって、特に何も考えずに袋で缶を隠しながらビールを飲んでみたら、なんだかわからないけど、いつも外で飲む美味しくないお酒よりも幾分おいしく飲めたのですね。
でも、なんででしょうかね?
お酒を隠すことで、後ろめたさが生む効果があるのでしょうか?
その後ろめたさがお酒の味をよくしているのでしょうか?
隠して飲むほうが美味しいとなると、
アル中の人がお酒を隠して飲むシーンを映画やテレビなどで見かけますが、それは逆に酒がやめられなくなるのかもしれません。
その辺の科学的かつ学術的なことは全くわからないので、
誰か賢い人に解明をお任せしますが、なかなかリーズナブルで良い方法です。
そもそも酒好きなのに外でお酒を飲むのが嫌いという人がどれくらいいるかは未知ですが、もしそういう人がいたら実験してみてください。