こんにちは。
みなさま いかがお過ごしでしょうか?
連続して続いていた雨から
少しづつ太陽が出てくる日が現れだしました。
これを書いている日はとても天気が良い日です。
この日差しで雨が少しでも乾けばと思います。
一番上の写真は、休憩に入った公園に咲いていた睡蓮です。
この季節睡蓮や蓮の花が綺麗です。
蓮の花をみると思い出すのが
この言葉です。
都大路(みやこおおじ)にすてられし
塵芥(ちりあくた)の堆(つみ)の中にも
げに香りたくこころたのしき
白蓮(びゃくれん)は生ぜん
(『法句経』)
これは、何を言っているかというと
私なりに書くと
大都会で捨てられ積まれたごみの中で
咲いている蓮の花の素晴らしさ。
と書かれています。
蓮の花はきれいな水ではなく、
泥水で育ち、きれいに花を咲かせます。
澄んでいないドロドロな水を
養分にして花を咲かせる。
人の人生も澄んでいる部分は少なく
どちらかというと
泥の部分が多いと感じます。
その泥を養分にしてきれいな花を咲かせる。
自分の中にある泥のような経験。
その経験を養分にして生きていく。
辛いこと嫌なことを
責めたり、悲嘆する
そうなっていることを受け入れつつ
その経験から
学んだことはないだろうかと
見つめてみる。
泥水で支えられている蓮の美しさ。
見るたびにいろいろ感じます。