こんにちは、楽々かあさんです。
このところ、「楽々かあさん公式HP」のメインメニューをブログ形式に移行する作業をしていたのですが…(HP内ブログ「発達障害&グレーゾーンの子育て法」まとめ)
その中の「おうちで療育」のページを編集していて、ふと気づいたんですね。
「そういえば、うちの子達の感覚の過敏さって、小さな頃から比べれば、随分落ち着いてきたよな〜」って。
もちろん、個人差はあると思いますし、うちでもいろんな感覚あそびなどを気長に続けてきて、どこまでがそのおかげなのか、等の見分けもつきませんが、「感覚の過敏さ」というのは、「3食食べて、寝るだけ」の自然な成長でも、ある程度までは、ほどほどに緩和されるんじゃないかな〜って思っています。
例えば、多くの人が小さな頃は、コーヒーやわさびが刺激が強すぎて食べられなかったのが、成長に伴って味覚が刺激に慣れて、だんだんと口にできるように、いろんな感覚がいい意味で「鈍感に」なっていって、大丈夫になること、気にならなくなること、結構沢山あるように思います。
まるで、新品だった服が、何度も何度も洗濯しているうちに、生地がすり減って柔らかくなってくるように。
当たり前といえば、当たり前のことなのかもしれませんが…。
…とはいえ、子どもの「こうじゃなきゃイヤ!」っていう、強いこだわりや、かんしゃく・パニックなどは、感覚の過敏さに端を発していることも多く、そりゃあ本人にとっては理屈ではないのだから、「言って聞かせる」なんてのが通じにくいので、育てる方は大変ですよね。
でも、ある程度子どもの感覚が自然に成長してくると「そういえば、最近はひっくり返って、背中で床掃除しなくなったな〜」って、ふと気づくタイミングもやってくるんじゃないでしょうか。まあ、それが「いつなのか」は、それぞれの子によって違うけれども…。
前回のメルマガ「感覚とストレスケア」でも少しふれましたが、ここで、もう少し詳しく、うちのサンプル3例で(笑)、ちょっと懐かしい、子ども達が小さな頃のスケッチとともに「感覚過敏と成長の関係」について振り返ってみますね。