2周年ありがとう

2019年12月15日

本日、私ども NPO法人ERICCO BOOK PROJECT は

みなさまのおかげさまで2周年を迎えることができました。

2017年のクラウドファンディングから2年。

立ち上げをご支援くださった皆様や

いつも応援してくださる皆様に

感謝の想いをつたえるべく、こちらのレターにしたためさせていただきます。

思い返せば 2年前、

 

・この活動を続けていくために、母体を作りたかった

・ワークショップを「開催する側の幸せ」を、他の人にも味わってもらいたかった

 

その2つを胸に、私たちは法人化に踏み切りました。


ビジネスの 経験もない私たちが、
多くの人たちの力を借りながら、
小さな船舶に カラフルな旗を掲げ、
大海原へ乗り出したのです。

乗組員を増やした1年目。

出航はしたものの、船の漕ぎ方もわかりませんでした。

一つ一つが手探りの連続。

はじめに取り組んだのは、仲間作りです。

 

「公認オーガナイザー制度」を作り、基盤を整えました。

ルールブックを作り、

オーガナイザーたちから聞こえてくる声
一つ一つに応えながら整えていきました。

 

1人、また1人と仲間が増えていき、

次第にワークショップがあちこちで開催されるようになり、
活動に厚みが出てくるようになりました。

つながる ひろがる 2年目。

オーガナイザーたちは、日々、様々な場所で
ワークショップを開催してくれています。

 

たとえば、
こちらは、老人ホームの一室をお借りして
地域のママたち向けに開催しているワークショップ。

 

そこには老人ホームのご入居者様も参加してくださいます。

この日は、クリスマスも近いのでクリスマスオーナメント作り。
写真からもわかる通りほんとにいい笑顔。
楽しんでいただいてる様子がたまりません❤️


その横ではママさんが絵本づくりを。
本当にカラフルでキレイな絵本におばあちゃまもうっとり。

そして小さな子どもたちの様子にその可愛さにほっこり✨

 

このように、いつも素晴らしい景色が生まれています

遠くのオーガナイザーたちも

知名度のない土地で、それぞれ頑張ってくれています。

今年は北海道や大阪、そして山梨でも
エリッコブックの輪が広がり、笑顔が生まれました。

 

普段はテレビ電話ごしのコミュニケーションですが、

ついに、この秋、北海道・大阪・山梨に本部メンバーが赴いて、

直接会って、日頃の活動を労い、感謝をつたえることができました。

仲間との 絆を 深めたいときに、
膝を 突き合わせて 話をすることの 大切さを実感しました。

アメリカでも頑張っています🇺🇸

 

法人設立直後、転勤の帯同でアメリカへと渡った
エリッコ創始者の一人 永田江里子 も、活動を継続しています。

 

この秋には

現地の小学校のPTAによる行事で

ERICCO BOOK PROJECTが採用され、

参加者やファミリーから絶大な支持を集め、
今後も定期的に開催してほしいとオファーをいただきました。

みんな夢中で作ってくれて、

楽しんでくれる様子やうれしそうな反応は日本と全く同じ❣️

 

ERICCO BOOK PROJECTは

言語や文化の違いを超えて楽しめることを証明しました。

ERICCO® の可能性

 

足掛け2年のあいだに

公認オーガナイザーは27名に。

 

幼稚園教諭、保育士、営業、営業事務、ブライダルプランナー、公務員、介護士....そして、ママ!

あらゆる経験を持った オーガナイザーたちから生まれる
創作アイディアは素晴らしく、

 

ワークショップや カラペを用いた制作が、

 

より楽しく、豊かなものになっていき、
より多くの人に 興味を持ってもらえる機会が増えていきました。

それは、 次第に 様々なチャンスをもたらし、
2年目は、従来の絵本作りやクラフトの分野を超えた
チャレンジも続きました。

 

公募で集めたカラペが トマトの形になって

外壁を彩った「トマトウォールプロジェクト」。


目を引くカラフルなカラペでイベント全体の
装飾を担当させていただいた「Honda 森のマルシェ」

 

コラボワークショップで生まれたカラペと
キャラクターが商品パッケージに採用された
「くだものおやつ by NATURE THING」

 

「ワークショップを開くこと」自体のノウハウを
レクチャーした「帝京大学での講義」

ペーパーアイテムと 装飾でハレの日に
彩りを添える「ウェディング」(進行中)

どれもこれも、願ってもないところから
舞い込んだチャンスでした。

 

ほかにも、

ERICCOの
「正解や不正解のない、全てが肯定される世界観」や
「みんなちがうからおもしろい」というボーダレスな側面から生まれたコラボレーションにも挑戦しました。
 

2019.07『LGBTセミナー』開催
2019.11『ユニバーサルフェスタ』協賛

 

これからも、ERICCO®が生かされそうな様々な分野に
チャレンジしていきたいと思います。

活動の幅が 広がるほど、

また、
ERICCO BOOK PROJECTを

世の中に「伝えていく」担い手が 増えるほど、

誰が 伝えても 同じことが伝わるように、

ブランドを 整理して 構築していく 必要性を

感じるようになりました。

 

今年からブランディングデザイナーの青栁徹さんをお迎えし、
ブランディングに取り組んでいます。

 

「絵本」だからこそ、

赤ちゃんからお年寄りまで、

幅広い世代に親和性のあるアイテムだと思います。

 

一過性のものではなく、
人生の節目節目に 絵本というカタチで残す
ロングライフな文化 を作っていきたい

 

絵本に残す文化を設計していく...

とてもワクワクしながら3年目の先に広がる海を見つめています。

 

これからも、初心を忘れず、

また、つねにアップデートを繰り返しながら、

NPO法人ERICCO BOOK PROJECTとしてのよりよい姿を目指して進んでいきたいと思っていますので、

3年目も変わらず応援いただけたらと思います。

NPO法人ERICCO BOOK PROJECT

代表理事 今井絵理

栃木県宇都宮市宮原4-4-49
080-3462-7745

NPO法人 ERICCO BOOK PROJECT  
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