「勇気、力、知恵 どれか一つ手に入るとしたら何がいい?」
高学年の子が提案してくれた、ある日のミーティング(MTG)のテーマです。
元ネタは、スプラトゥーン3というゲームのイベントからの思いついたお題だそうです。
すてきな発想力ですよね♪
このMTGがとても面白かった話Facebookでの書いているので、そちらも合わせてお読みください♪
https://onl.sc/fZaqhyU
ここからは私がこのMTGをしながら何を思っていたのか…という話です。
私が一番不要だと思ったのは、「勇気」だったのです。
しかし私の思いとは裏腹に、半数近くの人が「勇気」を選択していました。
内心とても驚きでした。そして、理由を聞くと、「まぁ、そういうこともあるよね」と納得するものの、どれか一つとなると私は勇気は絶対に選ばないなぁ、なんて思っていたのです。
しかし、です。
先週末、勇気の大事さを自覚したのです。
私が勇気を必要としてなかったのは、勇気の効果みたいなものを感じたことがなかったからなのか…という学びを得たのです。
その経験をしたのは、「夢みる校長先生」という映画の試写でした。
「うわーーー勇気もらいまくった」「超いい感じで挑戦できそう!」という気持ちになり、MTG時から自分との変わりように我ながら笑えました。
「夢みる校長先生」は、「夢みる小学校」という法人のお披露目イベントとして2月に上映した映画のスピンオフです。夢みる小学校にでてきた校長先生を含めた、公立学校の校長先生6名の実践等が紹介されている映画でした。いままで当たり前とされていた「通知表」「宿題」「校則」などを止めたり、子どもや学校運営には障りなると思った「こうあるべき」といった価値観を手放していった事例や、大きな挑戦をした小学生の話などが紹介されていました。
「人と違うことはいいこと」
「人と違っていい」はよく耳にしますが、「違うのはいいこと」と断言されたのははじめてかも?と思ったくらいにインパクトがありました。
続けて、その先生は、「みんなと違うところを探して伸ばしていこう」とも言っていました。
不登校や発達障害という少数派の人たちとの関わりが長い私ですが、私の心の深いところには「人と違うこと」への根深い自責のようなものが残っています。
「普通が一番」や「なぜみんなと伊ことができないのか?」と、キーパンソンたちに繰り返し言われてきた影響なのでしょうが、その弊害を今、感じます。その一つが、「これでいいのか?」という定期的にやってくる否定的な考えです。
マナビダネの活動は、考え抜いた結果、やろう!と決めたことですし、嬉しい結果も少しずつ増えていまが、しばしば怖くもなるのです。
そして、その怖さを感じる度に、その都度、「間違えてない」「大丈夫」と思い直すことを何度も何度も繰り返しています。
つまり、そんな私だからこそ、とどまる勇気と先に進む勇気が必要だったのね…ということをやっと自覚できた、そんな感覚でした。
「仲間とつながることが大事」
映画そのものの他、この試写会に参加した人たちからも勇気をもらいました。
「こんなにもたくさんの人たちが子どもの幸せを真剣に考えているのだな…」と、壇上の先生方とその対談を真剣に聞き入る大人たちの姿もまた勇気をくれました。
一人じゃないこと、仲間と繋がることは、人生の冒険にも必須です。
このメールマガジンを読まれている方の中には、将来に対する不安や、子どもを思うからこその子どもに対する怒りなどで混沌としてしまう方もいるかもしれません。
そんな方は、ぜひマナビダネと繋がってください。
【知恵は力なり】
長くなってしまいましたが、MTGのとき「知恵と力について」の話も紹介させてくだださい。
ある中学生が「知恵って力でしょ」と、さらりと深い言葉を放っていました♪
そう、知恵って力になります!(勇気の力の一つですしね)
力になる知恵をもらえる講座をご紹介します
不登校の保護者の方の力になる講座を6月25日(日)に入間市内にて開催します。
「もう不登校で悩まない! おはなしワクチン」という書籍の筆者である蓑田雅之さんお招きし、「不登校の心のメカニズム」についてお話いただきます。
不登校についての認識が180度変わった…というご感想が多く寄せられているそうです。
お子さんのサポートをしたい、
けれども不登校が許せない…
そんな保護者の方は、お子さんと共に歩むための力をつけに来てください。
お待ちしております。
講座の受付は、5月25日頃から開始します。詳細ができ次第、ご案内します。
(マナビダネ代表 どばし)