わくわく商品開発のススメ

「担当者がわくわくしながら、消費者が欲しくなる商品を開発する」

 

 

みなさん、こんにちは。メルマガ5号目です。

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これまで30年以上商品開発をして得られたノウハウ(体験、知識、経験、概念など)を少しずつ発信していきたいと思います。

 

毎回、メルマガを読んでの感想、ご意見をいただきありがとうございます。

 

今回は、「発想」する能力の5か条の④につい詳細に書きます。

みなさんのわくわく商品開発の助けになればと思います。

 

★「発想」する能力の5か条

① 消費者視点で考える

② 自分がわくわくする内容にこだわる

③ 戦う土俵(カテゴリー、ターゲット)を間違えないように

④ 独自性、新しさ、存在意義は消費者価値に

⑤ 商品には3つのタイプがあることを認識する

 

★④ 独自性、新しさ、存在意義は消費者価値に

新製品をだそうと、アイデア会議をすると、変わったアイデアが出ることがあります。過去に、濡れた肌につけると少し温かくなる商品を発売したことがあります。お風呂場で、温かくなって面白いと思って商品化をしました。ホームエステが出来るというコンセプトです。温かくなるので新しくて独自性がある商品だと思って売れると思いました。確かに、面白くて、発売すると売れました。ですが、リピートがなくて4年目には廃止商品となりました。改めて分析すると、温かくなることが消費者価値に変換できていなかったのだと思います。消費者価値というのは、消費者が生活している時に、どんな場面で、どんなふうに使ったら、役に立つのか?嬉しいと思うのか?楽しいと思うのか?といった要素が表現されていないと、消費者がかってに想像して消費者価値を自分で理解してもらえると思うのは間違いです。消費者はそんなに考えていません。

あと、肌をふくと非常にさらさらする商品を出しました。肌をふくと、はじめは濡れた感じなのが、すぐに非常にさらさらします。面白いと思いました。この製品を、さらさらする商品として発売すると、きっと成功しなかったと思います。この製品を、生活に役立つ商品だと表現したことでヒットしたのだと思います。この商品の代表的なシーンは。高校の授業で、2時限目に体躯があって、3時限目に国語があったら、汗をかいて肌がべたべたしたまま、国語の授業をうけて、気持ち悪いと思いながら授業を受けます。でも、この商品を使うと、さらさらして気持ちよく国語の授業をうけることができます。このように商品の特徴を消費者価値に変換して表現することがとても重要です。よくいい技術なのに売れない。。。。と聞きます。これは、消費者価値に変換していないまま、発売していまっていることがあります。

過去に、いい技術なのに売れなかった商品を、消費者価値を考えながら、もう一度、見直してみるとヒット商品になるかもしれませんね。

変わった、面白い、新しい、差別化された製品は、消費者の行動を考えて、どんなふうに感じるのかを考えて、消費者価値を表現してみてください。

 

 

 

 

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                              2020年3月11日 

 

 

忽那公範 「わくわく商品開発研究所」 

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