わくわく商品開発のススメ
「消費者が喜ぶ商品が思い浮かんで、わくわくする」
つぶやき。。。。。
先日、ある素材を使うと、こんな魅力的な商品ができるということを考えましょうと話したら、もうアイデアは、これまでにいっぱい出してきたので、もう出ませんという意見がでました。その時にこんなことをしました。適当にそのメンバーの1人に、「朝起きたら何をしますか?」と聞くと、「窓を開けます」といったので、「なぜ、窓を開けるのですか?」と聞くと、「部屋の空気が汚いので」と答えたので、「なぜ、空気が汚いと嫌なのですか?」とききました。こんなことを繰り返すうちに、新しい切り口が見つかりました。アイデアに行き詰まったら、消費者の意識・実態について、なぜなぜなぜと深く考えると、いくつでも、消費者ニーズを見つけることができます。試してみてください。
【お知らせ】
①日本オリエンテーション と わくわく商品開発研究所 の 共催セミナー
商品開発セミナー「商品開発サクセス・セオリー<20時間>セミナー」
30年150回、受講者3千人以上の「商品開発プログラムのたて方36時間セミナー」の実績と花王株式会社での27年のビオレやめぐりズムの商品開発の実績があります。多くのコンサルティングの事例と多くのヒット商品や失敗商品の具体的な事例の話をベースに商品開発のスキルが習得できます。
(詳細)
共催セミナー | Mysite (wakuwakuken.com)
体験無料セミナー
商品開発セミナー「商品開発サクセス・セオリー<20時間>セミナー」を体験してください。
9月10日(金)15:30~17:00
申し込み 下記URL(赤字)をクリックしてください
URL : https://forms.gle/2LPbUyPTV1jVZiCF9
②ヒット商品研究家がコーチングします。
2004年から月刊情報誌「日経トレンディ」などで多数のヒット商品開発やヒットメーカーを取材してきた経験をベースに、商品に対するアドバイスを行います。
(詳細)
コーチング | Mysite (wakuwakuken.com)
③社内研修
ヒット商品を生むためには、消費者があきらめていたニーズ、消費者が意識していないニーズを見つけることと、商品コンセプトを新しく魅力的な商品コンセプトに仕上げることが大切です。この商品開発の「職人技」を習得して、消費者が喜ぶ姿が思い浮かんでわくわくしながら商品開発をしてほしいです。「商品開発の職人」と「ヒット商品研究家」がコーチングします。
(詳細)
社内教育 | Mysite (wakuwakuken.com)
★ミニ商品開発物語
ミニ商品開発物語「化粧水のような洗顔料③」
1990年代に、化粧水のような水状の洗顔料を発売しました。これまでは洗顔料はペーストの状態が主流で、この水状の剤型は新しかったです。しかも、訴求が化粧水のようなスキンケアでした。新しい提案のある商品は、0.3歩先の提案は、比較的早く受け入れられますが、1歩先を行く提案は、時間がかかるつもり3~5年かかるつもりで、マーケティング費用、売上を考えないと失敗します。1歩先行く商品なのに、すぐに売るつもりでマーケティングをすると、3年目の累積赤字がふくらみ廃止商品になってしまいがちです。商品力を見定めて売上、マーケティングコストをみつもることが大事と感じた第2弾の商品でした。第1弾は泡ででてくる洗顔料でした。
★商品コンセプト作りのコツ
1 場面を変えて考える
2 カテゴリーを変えて考える
3 使い方を変えてみる
4 過去の商品分析をする。
ヒント満載。時代や価値観が変化して活かせるかも
5 消費者の行動をなぜなぜなぜと考える
6 商品のタイプを間違えない
7 NGスペックはカテゴリーを変えると活きる
8 別の商品に使われている技術、コンセプトを活用する
9 0.3歩先のコンセプト
10 通常の真逆から発想する
(例)きれいにならない洗浄剤
11 満足から感動、期待から以外、
当たり前から驚き、まじめからこだわりへ
12 ネガティブ解消からポジティブの強化
13 商品は効果、使用感、使い方などの総合力
⇒効果が低くても使いやすい商品が売れることもある
14 当たり前の不便さ、あきらめていたことが
ちょっとでも改善したらチャンス
15 製品と商品の違いを理解する
16 ニーズを提案する
17 そのカテゴリー、商品の欠点から考える
18 新しさ、差別化にこだわる
19 欲望を叶える要素を考える
20 機能・性能を価値に変換する
21 街の変化を感じる
22 言葉を深く考える
8 別の商品に使われている技術、コンセプトを活用する
あるカテゴリーで商品化を考えていた技術やコンセプトを活用することをおすすめします。その時のポイントは、消費者の意識や実態になぜなぜなぜと深く切り込んでいき、技術やコンセプトの本質を翻訳する力が必要です。例えば、お風呂上りにさらさらする商品があるときに、消費者の意識実態を汗をかく場面で消費者がどう感じるのかを探ると、外出から帰った時に汗だくになっていて、その時にさらさらすると、そのあと快適な時間が過ごせるのではないかと考えます。場面を変えることで商品価値が変わります。商品開発をする時に、既存商品の技術やコンセプトを活用することは、効率よく、成功確率が高い商品になりやすいと思います。
★社内セミナー、プロジェクト立ち上げ、コンサルティンの問い合わせはwaku@wakuwakuken.com までメールください。
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忽那公範 「わくわく商品開発研究所」
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