(粟島横断:往路)
☆新潟・粟島ツアー:2日目
天気予報から行って戻って来られると判断し、朝8時過ぎにスタート。
比較的穏やかな予報であったが、南西寄りの風(4m/s前後)と少しうねり。
風の強さの割には北へ流される感じがしたので、カヤックの舳先は島影を外れて島の南方向へと向ける。
風や流れを考慮せずに島北端へ向かってしまうと、そのまま日本海沖に行ってしまいますので、少し余裕をもって島南端に近いところへ着くように修正しながら進む。
中盤は距離的な余裕と流れが弱まったので、少し軌道修正。島北端へ着くように進む。途中、サメの背びれが見えていたので、物色されていたかも。
終盤は再び北への流れが強くなったのと、メンバーの疲労も出てきましたので、先に島へ上陸することを優先し、島東部の近い場所へ再び軌道修正。
上陸して昼食を済ませて天気予報をチェックすると、夜中に北寄りの風がかなり強くなると変化したので島の北側のキャンプ場は厳しいかなと思い、島一周はあきらめてとりあえず島北端のロックガーデンをパドリング。
適当なところで折り返し、島南東部のキャンプ場へ。
予報よりも雨の強まる方へ変化していましたので、体力回復の意味合いもありテント泊ではなくバンガロー泊へと変更。
雨は降っていましたが、せっかくなのでバンガロー前の砂浜でスノーケリング。雨と夕方で視界は悪かったですが、透明度は少なくても30mはありそうな感じでした。
捕獲は禁止ですが、サザエがゴロゴロ。15分位あれば100個は獲れる位たくさんありましたが、採取は違法ですので捕まったら罰金100万円だそうです。アワビもありましたが、こちらの罰金3000万円だそうです。
サザエやアワビごときで人生狂うのもバカバカしいですので、ちゃんと海産物屋さんや定食屋さんで頂きましょう。
他にウミウシ、アメフラシ、各種お魚を見ることができました。
夕方~夜は雨が結構降っていましたので、バンガロー泊で正解。
天気予報とにらめっこしていましたが、この時点の予報では「夜中が一番風が強く、昼過ぎると晴れて穏やかになる」というものでした。
ただ、経験上晴れて気温が上がると風(サーマルウィンド)が出て来ることがありますし、雨が降っていると上昇気流で風も弱くなることがあります。
この時点での判断は、「朝8時には出発できる準備をする。但し、時間と共に落ち着く予報も出ているので、少し待つこともあり得る」というものでした。