2024年4月のニュースレター

4月です。北海道(ほっかいどう)・札幌(さっぽろ)は

幹線(かんせん)道路の雪もすっかりとけて、

ようやく春らしくなってきました。

 

さて、冬に雪が積もり、吹雪くと歩くのも大変な札幌では、
特に繁華街(はんかがい)で

天候の影響を受けない地下空間が開発が進んでいます。

一面が銀世界(ぎんせかい)でひとっ子一人いない地上から
地下に降りると、そこには

どこに隠れていたのかと驚くほど大勢の人、人、人……。

 

そんな風景に触発されてできたといわれているのが、

ジャミロクアイの「Virtual Insanity」です。

ライブのMCでJay Kayがそう語っていたのですが、

近年は本人が「仙台」と言い出したことから「仙台説」が浮上し、

両市のファンは「どっち?」とやきもきしていました。

 

先月、NHK北海道が放送した

「ジャミロクアイの見た地下街」という短い番組で、

どっちなのかを検証していました。

Jay Kayが両市に滞在した日の天候、地下街の規模から、

「札幌」という結論に落ち着いたようです。

 

NHKのディレクターさんは、きっとジャミロクアイのファンですね。

ごめんね、今月は「茶話コン」だけ

せっかく勉強した日本語です。チャットでたくさん使ってください。

会話を止めてわからないことを質問したり、発音を何度も繰り返すよう頼んだり、文章を考えるために話すまで長く無言になっても、まったく問題ありません。ここは学習者のためのチャットルームです。たくさん練習してください。

 

●茶話(さわ)コン

毎月最終土曜、午後11時(23:00 JST)から、oViceで90分間みっちり話すTSURU⌘の茶話コンです。日本語母語者も歓迎です。のどが渇くので、飲み物を用意しての参加がおすすめです。

#28は4月27日(土)。予約不要。時間になったら入室してください。

 

●旅の部屋

奇数月最終木曜午後9時からは、SpatialChatで旅話を楽しむチャットルームです。前号で「偶数月」と間違えて伝えてしまいました。すみません。正しくは「奇数月」なので第3回は来月、5月30日(木)です。

テーマは引き続き「スイス」。一昨年スイスを旅行したなつおが進行役を務めます。予約不要。時間になったら入室してください。

 

●作文の添削

日本語の作文を送ってください。添削して返送します。

 

●「Easy Japanese for travelers」

英語サポートがつくくわもんの茶話会はしばらくお休みです。

Monthly Zoom chat room “Easy Japanese for travelers” by Kuwamon is closed for a while.

4月の予定

「やさしいにほんご」でニュース

[gooニュース]2024/03/28

札幌市教委のスキー用具リサイクル 岐路に

「譲って」最多6千件、抽選提供わずか千件のみ

小中高の授業向け」

さっぽろしきょうい の スキー ようぐ リサイクル きろ に

「ゆずって」さいた 6 せん けん、ちゅうせん ていきょう わずか せんけんのみ

しょうちゅうこう の じゅぎょう むけ

 

このニュースを「やさしいにほんご」にしました。

札幌(さっぽろ)の学校(がっこう)では、スキーの授業(じゅぎょう)があります。スキーには道具(どうぐ)が必要(ひつよう)です。スキーの道具(どうぐ)は高(たか)いです。

札幌市(さっぽろし)の教育委員会(きょういくいいんかい)は、毎年(まいとし)、古(ふるい)いスキーの道具(どうぐ)を集(あつめ)めます。欲(ほ)しい人(ひと)に無料(むりょう)であげます。

 

2023年は、欲(ほ)しい人(ひと)の申(もう)し込(こ)みは 6,017件(けん)でした。これまでで一番多いです。でも、スキーは1,065件(けん)の分(ぶん)しか集(あつ)まりませんでした。

ものの値段(ねだん)が高(たか)くなっているので、欲(ほ)しい人(ひと)がとても増(ふ)えました。でも、スキーをくれる人(ひと)はあまり増(ふ)えていません。

古(ふる)いスキーを買(か)うお店(みせ)は増(ふ)えました。なので、スキーをくれる人(ひと)はだんだん減(へ)っています。

【今月の豆知識】
 スキーリサイクル事業(じぎょう)

 札幌では学校でスキー授業があります。成長期の子どもはスキーのサイズがすぐ合わなくなってしまうので、何度も買い換える必要があり、家庭には経済的な負担となっています。そこで、市の教育委員会では、スキーリサイクル事業「さっぽろっ子スキーリサイクル」を行っています。毎年春と秋に要らなくなったスキーを寄付してもらって整備し、秋に取得希望を募って譲り渡します。欲しいスキー用具を申し込み、希望者が多い場合は抽選になります。

 上の新聞記事には有料の続きがあります(原典:北海道新聞の記事)。そこでは、回収による供給が需要に追いつかない理由として、①スキー人口の縮小に伴う中古スキーの減少、②スキー用具を買い取るリサイクル業者の増加、の2点が挙げられていました。

 記事の前半に記述があるように、制度の周知不足も関係しているでしょう。毎年行っているのにネット上には通年閲覧できる説明ページはなく、年度ごとに新しいURLで情報を発信しているようで、この記事を書くのにも少々手間取りました。

 この、すぐにでも改善できそうな、でもずっと直ることのなさそうな情報発信手法に、行政のDX推進の前途多難さをうっすらと感じました。

 

●参考情報

・札幌市ウェブサイト

 さっぽろっ子スキーリサイクル春回収(2024年3月)

ファシリさんのエッセイ

カボスを100個もらったら @くわもん

昨年11月、東京に住む従妹から素晴らしいプレゼントが届きました。なんと彼女は10kgものカボスを送ってくれたのです。その形はゴルフボールよりも少し大きく、普通なら皮が緑色ですが、すでに旬を過ぎていたため、少し黄色に変色していました。しかし、その分熟成がすすみ香りは柔らかく、果肉はとてもジューシーで、私はこれまで食べた硬い緑色のカボスよりも一層おいしいと感じました。

 

私の住む北海道では寒冷な気候のため、このような柑橘類は育ちません。このカボスも生産地の九州、大分県から直接送られてきました。

 

カボスは料理に幅広く使われます。みかんのようにそのまま食べることはしませんが、ライムと同じように飲み物に絞って香りと酸味を楽しんだり、蜂蜜漬けにしてアイスクリームやデザートに添えたりします。また、うどんやそうめんにカボスを輪切りにしてたっぷりと乗せて食べる料理もあります。このような使い方は、カボスの他にも柚子やスダチでも行われます。

 

しかし、100個ものカボスは一人暮らしの私にとっては大量すぎました。大切に保管していても、いずれ腐ってしまいます。そこで私は、焼酎のお湯割りや缶酎ハイでカボスを楽しむことにしました。その結果、1ヶ月ほどの期間でかなりの量のお酒を消費することになってしまいました。

 

それでも100個は使い切れません。残りのカボスを5個ずつジップバッグに入れて、職場の同僚や近所の友人に配りました。それでもまだ余っていたので、姉に頼んでご近所にも配ってもらいました。

 

先日、職場の同僚からカボスのお返しとしてデコポンを2個もらいました。デコポンはカボスとは異なり、そのままオレンジのように食べることができます。外見が独特で、上部が瘤のように盛り上がっているのが特徴です。果実自体はミカンやカボスよりも大きく、外皮はややゴツゴツしていますが、手で簡単にむくことができます。果汁もたっぷりで、薄皮もやわらかく、種もほとんどありません。そのままぱくぱくと食べることができ、本当に美味しいのですが、残念ながら価格が非常に高いです。

 

カボスとデコポン、そのほかいろいろな種類の柑橘類が日本にあります。それぞれ異なる魅力を持つ柑橘類ですが、その風味と使い勝手の良さから、日本の食文化に欠かせない存在となっています。

ファシリさんたち

SNS でシェア

Facebook でシェアX(Twitter)で共有

サイトをご覧ください  
このメールは Wix で作成されました。‌ サイトを見る