わくわく商品開発のススメ

「担当者がわくわくしながら、消費者が喜ぶ商品が作れる商品開発」

 

春が近づいてくると、気分的にもわくわくしますよね。わくわく気分で商品コンセプトを考えるといい商品コンセプトが出来るかもしれませんね。

メルマガを読んでの感想や、こんなことを取り上げて欲しいといったことがありましたら、気楽にメールください。

 

【お知らせ】

 

『商品開発サクセス・セオリー<20時間>セミナー』

 

「商品開発36時間プログラムセミナー」(1983年から継続プログラム)の

エッセンスと27年の開発事例が融合した新しい進化セミナー

日本オリエンテーション 主宰 松本勝英

わくわく商品開発研究 所長 忽那公範のジョイント・セミナー

【体系的に・実践的に・深く学び・身につけるセミナー】です

日程

  第1日: 4月 15日(木)

  第2日: 4月 16日(金)

  第3日: 4月 22日(木)

  第4日: 4月 23日(金)

  第5日: 5月 13日(木)

  各回とも10~12時、15~17時

※オンライン方式zoomで 1日2時間×2回 5日 計20時間セミナー

 

●講師  

日本オリエンテーション 主宰 松本勝英
1970年、株式会社日本オリエンテーションを設立、250社、300以上の商品開発、マーケティング・プロジェクトのコンサルティング経験と、 30年150回、受講者3千人以上の「商品開発プログラムのたて方36時間セミナー」で講師を務め、 「人間学」と「マーケティングのR&D」をベースに、商品開発・マーケティング活動を展開。

 

わくわく商品開発研究所長 忽那公範
元花王株式会社。ビオレ毛穴パック、ふくだけコットン、めぐりズム蒸気でホットアイマスクなどの商品開発を27年。 多くの新製品、新ブランド、新事業立上げをしてきました。消費者の気持ちを理解して新しく魅力的な商品の開発を心がけています。

 

【セミナーの詳細、申し込み】

セミナーの詳細、申し込みは以下のURLをクリック。

 

https://www.jorien.com/service/seminar/
 

 

 

★ミニ商品開発物語 

 

「濡れた手で使えるメイク落としジェル」④

この商品開発をする時に、名前、キャッチコピー、能書の設計をすることの重要性を学びました。名前が一番大事で、その次に大事なのはキャッチコピー、そして裏能書の順番です。当時1993年はメイク落としはコスメ(化粧品)のカテゴリーが主流で、セルフで売られてるメイク落としは本物ではないというイメージでした。その時代に、クレンジングジェルという名前でなく、堂々と「メイク落とし」という名前で出すことが1番大事で、次に、濡れた手で使えることが消費者にとって役立つポイントで、この特徴がキャッチコピーになりました。3番目に、ダブル洗顔がいらないという特徴でした。この3つの特徴を、名前、キャッチコピー、裏能書にふりわけて調査をした結果が最終商品になりました。特徴の内容が同じなのに、その構成を変えると購入意向が変わるということを調査で確認して、改めて、構成を考えることの重要性を感じました。

 

 

★商品コンセプト作りのコツ 

 

①場面を変えて考える

②カテゴリーを変えて考える

③過去の商品分析をする

④消費者の行動をなぜなぜなぜと考える

⑤商品のタイプを間違えない

⑥NGスペックはカテゴリーを変えると活きる

⑦0.3歩先のコンセプト

⑧街の変化を感じる

⑨製品と商品の違いを理解する

⑩ニーズを提案する

⑪そのカテゴリーの欠点から考える

⑫言葉を深く考える

⑬欲望を叶える要素を考える

⑭機能・性能を価値に変換する

⑮新しさ、差別化にこだわる

 

⑪そのカテゴリーの欠点から考える

 

これは、当たり前と思っていた常識を疑うということです。欠点と見るか、求めていない機能と見るか、非常識と見るかと、見方を変えてみることです。

例えば、シャンプーにはリンス効果が無いことが常識ですが、ある開発者が、なぜ、シャンプーにリンス効果が無いのだろう。愛遺書に出来たら簡単なのにと考えたのだと思います。そこで、リンスインシャンプーをだしたらいいのでは?と始まったのだと思います。洗顔料でも、洗顔料でメイクは落ちないという欠点があるから、洗顔料でメイクが落とせたら楽なのにと考えて、メイクが落とせる洗顔料が生まれました。このような視点で、そのカテゴリーの宿命と思われる、できないことが当たり前の機能が出来るようになることで、新しい商品コンセプトが生まれてくると思います。商品開発をする時に、常識に縛られない発想はとても大切です。

 

 

 

★個別のセミナー、コーチング、コンサルティングをします。

  ・商品開発セミナーを部門で受けたい

  ・プロジェクトリーダーになったけど、どうしたらいいかわからない

        ⇒ 新製品、新事業、新ブランドの立上げ

  ・わくわく商品開発を身に着けたい

     といった時には、waku@wakuwakuken.com   

     までメールください。

 

 

 

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  希望の時は waku@wakuwakuken.com までメールを送ってください。

 

 

忽那公範 「わくわく商品開発研究所」 

メールアドレス  waku@wakuwakuken.com

ホームページ https://www.wakuwakuken.com/ 

 

 

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